「学園おおくぼ商店街夏まつり」が8月26日、「ゆうろーど大久保商店街」(習志野市大久保1)で開催される。
同祭りは、コロナ禍で過去3年間は規模を縮小して開催していたが、今年は商店街の店舗を中心に焼きそば、トウモロコシ、かき氷、習志野ソーセージの販売やダーツ、くじ引きなどの屋台やキッチンカーが並び、盆踊りやパフォーマンスを解禁し4年ぶりにコロナ禍前と同規模で開催する。
同祭りの特徴は、盆踊りが東京音頭や炭坑節ではなく、岐阜県発祥で、東京都港区内で開催される「郡上(ぐじょう)おどりin青山」などで踊られている「郡上踊り」である点で、大久保商店街の道路を16時から18時まで踊り歩く。
郡上踊りを踊る理由について大久保商店街協同組合の三橋正文理事長は「700年前に千葉県東庄町を治めていた千葉氏は源頼朝に従っていたが、平家を倒した後功績を評価され郡上に城替えになり千葉から移動した。千葉氏は織田氏に滅ぼされ血筋は途絶えてしまったが、後に郡上を治めた青山氏は、現在の青山1丁目に江戸屋敷を構えたことをきっかけに『郡上踊り』を江戸に伝えた。大久保商店街は千葉県の商店街として、千葉県に由来がある郡上踊りを盆踊りにした」と話す。
「コロナ禍の影響が緩和され、4年ぶりに夏祭りを堂々と開催できることをうれしく思う。商店街の店も祭りで普段と違う顔を見せるはずなので、暑さと体調には気を付けながら存分に楽しんで祭りを盛り上げてほしい」参加を呼びかける。
開催時間は11時~18時。