習志野市立習志野高校(習志野市東習志野1)で9月1日に行われた2学期の始業式で、全国高校総体(インターハイ)で収めた各部活の優秀な成績が発表された。
男子バレーボール部と女子体操部(個人1人)、ボクシング部(7階級7人)、柔道部(2階級2人)の計4部門へ出場した。柔道73キログラム級で3年高橋叶選手が優勝、ボクシングライトフライ級で、2年片岡雷斗選手が準優勝を収めた。
高橋選手は「準決勝が一番きつかったが、サポートや指導をしてくれている皆さんのおかげで勝ち上がれた。柔道は礼儀を学べる。これからも目の前の試合を一つずつ勝ち抜き、恩返しをしたい」と話した。
片岡選手は「昨年は優勝できたが今年は準優勝、とても悔しい。決勝は小学生のころからのライバルに敗れたが、3年になった来年は絶対優勝する。将来はプロを目指したい」と力強く話した。
大崎栄貴校長は「私立高校に比べて、決して設備が整っているとは言えない我が校を選んでくれて、それぞれ活躍してくれている生徒たちには敬意と感謝を持って接している。今日の始業式でも『ありがとう』と伝えさせてもらった」と目を細めた。「市立高校として、移動手段など多くの面で習志野市のサポートを頂いていることについても本当に感謝している」とも。
同校は6月30日、順天堂大学(東京都文京区)と高大連携を結んだ。取り組み内容としては、推薦枠の設定、出張授業の実施、学生・生徒の交流など。連携について、大崎校長は「アスリート、一般生徒にも将来の道がより大きく開いて、習志野高校を選んで良かったと思ってもらえたら、こんなうれしいことはない」と話した。