シンガー・ソングライターの伊丹哲也さんが6月11日、津田沼のコワーキングスペース「i-Office津田沼」(習志野市津田沼1)でトーク&ライブ「アットホーム」を開いた。
伊丹さんは1980(昭和58)年、「第19回ヤマハポピュラーソングコンテスト」でグランプリを受賞し、代表曲に「街が泣いてた」がある。
同施設を運営するアイカンパニー社長の石村真一さんは前職の日本出版販売在籍時の1992(平成4)年、新曲「手のひらのダイヤモンド」の担当になったのを機に伊丹さんと知り合った。今回のイベントは、同施設オープンを機に伊丹さんとイベントを開きたい」という石村さんの思いから実現したという。
参加者には大分県、山口県など遠方から足を運んだファンや、30年ぶりに披露した曲に泣き出すファンの姿もあった。ライブは計16曲、約2時間30分に及んだ。その後、記念撮影やサイン会も開かれ、ファンと熱い握手を交わすなど始終アットホームな雰囲気だった。
伊丹さんは「ここに来て昭和歌謡の盛り上がりで80年代の音楽の良さが若い世代にも理解されてきた。まだまだ頑張っていく」と話した。