「習志野ドイツフェア&グルメフェスタ」が10月21日・22日、津田沼公園(習志野市谷津1)で開催された。
津田沼で「習志野ドイツフェア&グルメフェスタ」 習志野ソーセージに行列
当日は、ドイツビールやソーセージ、プレッツェルのほか市内の飲食店21店が、ビールに合うフードメニューを提供した。
約100年前に習志野市内で伝えられたというドイツ式ソーセージの製造法のレシピを元に作られた「習志野ソーセージ」。今年、「千葉ぶんか遺産」にも選定された。ビールの飲み比べセットやワインなどのドリンクとフードを手にもった多くの来場者でにぎわい、2日間で約7800本を販売した。
輪投げやヨーヨーなどの縁日コーナー、ドイツにちなんだ洋菓子販売もあり、9年前から出店している菓子工房「アンジェ」(東習志野6)は、「普段販売していないプレッツェルやドイツのチョコレート菓子などを販売した。家族連れや土産として楽しんでもらえれば」と話す。
実行委員長の杉林昇さんは「天候にも恵まれ、多くの人がビールやソーセージを片手に音楽を楽しんでいる姿を見られてうれしい。コロナ禍でそれがままならない時期もあった。難しいことは抜きにして、ただ楽しんでもらう。それが目的」と話す。
ステージイベントでは、2日間で10団体が歌や演奏などを披露した。習志野第九合唱団は5年ぶりのステージでドイツ出身の作曲家ベートーベンの第九を披露したほか、アルプス音楽団や地元学生の演奏もあった。
モリシア津田沼(谷津1)2階では千葉県日独協会によるパネル展示も行われた。