京成津田沼駅前の「ワイがや広場」で12月10日、クリスマスコンサートとイルミネーション点灯式が開催された。

根津嘉弘　ウィズ・アーティストマベールの演奏からスタート

　主催した「ワイがや通り活性化委員会」の鎌田さんは「ずっと地域や近隣の協力があるからこそ続けられているイベント。今回は東武ストア津田沼店の好意で、子どもたちにお菓子もプレゼントできた。みんな楽しそうに、手拍子・足拍子で一緒に参加してくれた」と話す。

　クリスマスコンサートでは5組が出演し、33曲を演奏した。「根津嘉弘 ウィズ・アーティストマベール」によるJ-POPに始まり、初参加となる「GGB船橋」が賛美歌やゴスペルで盛り上げた。「田所ヨシユキ　ウィズ・MILQJAM」は「ハローナラシノ・OK！ ソーセージ」「ならしのいんせきのうた」など習志野をモチーフにした楽曲も演奏。「メゾソプラノ奥貫亜矢子の歌声」では参加者も童謡などを歌カードを見ながら一緒に歌う姿が見られた。津田沼小学校合唱部がトリを飾り、クリスマスソングなどを歌い上げた。

　点灯式では、同小合唱部のメンバー10人が点灯を担当。明かりがともると参加者から歓声が上がった。

　ワイがや広場のイルミネーション点灯は今年で31回目を迎えた。LED1万6000球を使い、駅前の泉水花壇を彩る。今年は、みんなでイルミネーションを飾り付ける試みも行い、希望者も参加した。

　同委員会の高村さんは「このイルミネーションは1994（平成6）年に始まった。駅前イルミネーションでは市内最古参で、しかも地域住民による手作りなのが特徴」と話す。「道行く人の多くは、行政がやっていると思っている。主体は津田沼商店街協同組合だが、津田沼まちづくり会議の皆さんやワイがや通り活性化委員会のメンバーが実働している。年末年始の京成津田沼駅前のにぎわいになればと、今後も活動を続けていきたい」とも。

　点灯時間は日没～翌1時。1月8日まで。