習志野市在住の写真家・早坂卓さんの写真展「茜浜八景」が1月26日から、千葉市花見川区内にある「taku幕張町ギャラリー」で開催される。
早坂さんはパリで個展を開くなど写真家として活動する傍ら、習志野市制施行60周年記念「習志野物語~ならしのまちフォトコンテスト~」では審査員長を務めたこともある写真家。同展では10年以上にわたり撮影してきた茜浜運動公園や茜浜緑地の写真からセレクトした作品を展示する。会場となる同ギャラリーは早坂さんが昨年7月に開いた。
茜浜をテーマに写真展を開いた理由について、早坂さんは「習志野を長い間撮影してきて分かったことは、習志野は千葉県の市町村の中で土地面積は決して広くないにもかかわらず、繁華街や住宅地、森林公園や神社仏閣、吹奏楽部やスポーツに強い習志野高校や日大、東邦大など学び舎もあり、さまざまな顔を持つ懐の深い街だということ。その中でも茜浜は習志野で海を眺めたり、釣りをしたり、ランニングしたりする人もいて、幕張新都心を横目で捉えつつ、晴れた日の朝には富士山も見える魅力的な場所。千葉工業大学のキャンパスもある。この茜浜の魅力を発信することでもっと面白いことが始まればいいなと思い、撮影したものから十数枚を選んで今回の写真展を開いた」と話す。
「私は今年70歳で、撮影を始めて52年。習志野のいろいろな作品を撮り続けて、その集大成として習志野からすぐの幕張駅からすぐ近くにギャラリーを開いた。習志野の方にはぜひ足を運んでいただき、茜浜の魅力を再確認してほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~17時30分。入場無料。今月31日まで。