同じ空間で同じ時間に会話をせずにそれぞれ別の作業をする集まり「もくもく会」が1月23日、津田沼のコワーキングスペース「i-Office(アイオフィス)」(習志野市津田沼1)で初めて開催された。
もくもく会は、エンジニアやプログラマーなどの業種の人が、気分転換に同じ場所で集まって仕事をしたのが始まり。今では業務内容に関係なく、仕事をしたい人が集まり、それぞれ作業し、終了後に交流したりしている。
参加者は、開始時刻の9時30分に「もくもく会」の札が置かれたテーブルに集まり、12時まで、それぞれ作業した。終了後は作業の進行状況を互いに共有し、ランチを食べに行くなどして交流した。
企画した、コワーキングスペースの情報を発信するネットメディア「とワーク」代表の瀧澤陽介さんは「私も個人事業主なので、一人だとついサボってしまう気持ちはよく分かる。会に参加してくれた人がいたおかげでとても仕事がはかどった。他の方にもぜひ、体験してほしい。今回は平日の午前中だったが、これからは土日も含めて開催してきたい。数を重ねて開催することで、同じ街で働く人同士で、何か始まるきっかけになれば」と話す。
会場となったアイオフィスを運営するアイカンパニーの石村真一社長は「もくもく会がきっかけで地域の皆さんがつながり、コミュニケーションができるきっかけになれば」と期待を寄せる。
次回は2月16日14時から。