習志野を拠点に活動するオービックシーガルズが2月4日、奏の杜フォルテ(習志野市奏の杜2)でシーズン終了報告イベントを開いた。
報告会には塚田昌克アシスタントヘッドコーチ、小島健吾ディフェンスコーディネーター、三宅剛司ディフェンスバックコーチ、東方嘉永選手、板敷勁至選手、村田健太選手、山田鈴星選手が出席。試合映像を投影しながら、2023年のシーズンを振り返った。塚田コーチは「昨シーズンはベスト4敗退だったが、今シーズンは絶対に日本一になる」と宣言した。
4連覇を達成した春の公式戦のパールボウルトーナメントについて、村田選手が「5連覇を目指す」と意気込むと、会場からは大きな拍手が送られた。準決勝で惜しくも敗退した秋のリーグ戦に関しては秋津サッカー場での試合に触れ、東方選手が「ホームゲームは特別な思いがある。スタンドが満員になるし、習志野高校吹奏楽部の応援も気合が入る」と話した。チームから7人の選手とコーチが参加した「Dream Japan Bowl 2024」で、全日本代表選抜チームがアメリカとの公式戦で初勝利を挙げたことにも言及。板敷選手は「相手の選手の体格差や気迫、熱意が印象に残った。貴重な経験ができたので、チームに持ち帰って次のシーズンに生かしたい」と話した。
報告会の後はトークショーや交流会を行い、集まったファンは選手との交流を楽しんだ。イベントではシーチアのパフォーマンスのほか、ヘルメットや防具の着用体験、ビンゴ大会、オービックシーガルズジュニア(中学生アメリカンフットボールチーム)、ミズ(中学生女子フラッグフットボールチーム)の優勝報告会も行った。