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習志野の阿武松部屋が市民と交流会 朝稽古やちゃんこ振る舞いも

参加者と記念撮影する勇磨関と撮影する稲葉さん

参加者と記念撮影する勇磨関と撮影する稲葉さん

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 阿武松部屋(習志野市鷺沼5)の力士と習志野市在住・在学者を対象とした交流会が2月8日、行われた。

稽古をする阿武咲関(左)と土佐緑さん

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 交流会には定員を超える応募があり、抽選で選ばれた20人が参加。最初に朝稽古を見学、初場所で10勝5敗という成績を収めた阿武咲関など力士たちの稽古を見て、参加者は「朝稽古を始めて見たが、体と体がぶつかる音はテレビでは伝わらない迫力」などと驚いた様子で話していた。

 稽古後の交流会では、ちゃんこを担当した益湊さんが「今日のちゃんこは塩こうじで柔らかくした鶏肉が特徴」と紹介。参加者は鍋に舌鼓を打ちながら、力士と談笑したり撮影したりするなどして楽しんだ。

 会の冒頭、阿武咲関は「初場所は皆さんのおかげで10勝5敗と勝ち越すことができた。今後は三役、それ以上を目指していきたい」と抱負を述べた。交流会については、「今日のように応援してくれる方に見ていただけることは普通のことではないので感謝している。これからも頑張るので、応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 阿武松部屋の不知火親方は「先代の頃からの地域の方には応援してもらっているので、このような形で交流できて大変うれしい。皆さんの応援を励みにして、この部屋から強い力士を出すことで地域を盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。

 同会を企画した公益財団法人「習志野スポーツ振興協会」常務理事の岩田守さんは「コロナ禍が緩和してから始めて、市民と力士の交流会が開催できた。稽古を見て驚いたり、部屋の方と楽しそうに話したりする皆さんを見て、こちらもうれしくなった。今日をきっかけに阿武松部屋を応援してくれれば」と話す。

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