美樹本晴彦さんの展示販売会「美樹本晴彦展」が3月28日~31日、モリシア津田沼(習志野市谷津1)オフィス棟多目的ホールで開催される。
美樹本さんは1959(昭和34)年東京都生まれの画家、アニメーター、イラストレーターで、今年で41年目を迎える。1980(昭和55)年「スタジオぬえ」のオリジナル企画に参加、「アートランド」にアルバイトとして入社し、アニメーター、イラストレーターとして活動。「超時空要塞(ようさい)マクロス」「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」「メガゾーン23」「トップをねらえ!」「甲鉄城のカバネリ」「BLUE REMAINS」「アクエリアンエイジ」などのキャラクターデザインを手がけた。現在はイラスト、漫画連載、ゲームキャラクターデザインなどにも幅広く活動する。
同展には、天然漆を使い経年劣化を防ぐため幾層にも合板を重ね金箔をちりばめてシャボン玉を吹く少女を表現した「琳(りん)-浮夕」、美樹本さんが監督から「キャラクターを仕上げるのは美樹本晴彦以外いない」と言われキャラクターデザインを担当した「甲鉄城のカバネリ」から初公開となる「衆宴・穹(きゅう)」や「凛(りん)冬・舞」、列車や駅のホームを背景に少女を通して季節を表現した「station2/station~潮風~」、桜を背景に猫と面をつけた少女の「雪桜」など、20年以上前の作品から昨年発表された新作までを展示する。
開館時間は11時~18時30分(28日=14時~、31日=18時まで)。入館無料。