社会人アメリカンフットボールXリーグ春の公式戦「パールボウルトーナメント」が開幕し、習志野をホームタウンとするオービックシーガルズの初戦が5月5日、第一カッターフィールド(習志野市秋津3)で行われ、51対7で勝利した。対戦相手は「オリエンタルバイオシルバースター」。
オービックシーガルズ、アメフトXリーグ開幕戦勝利 5連覇目指す
同チームは昨年大会で4連覇を果たし、今大会では5連覇を目指す。
オープニングセレモニーのあいさつで、宮本泰介習志野市長は「オービックシーガルズの皆さんはいろいろな場所で練習を重ねているが、常に習志野市のことを思って戦ってくれている。ファンや地域の皆さんには、オービックシーガルズとアメリカンフットボールに素晴らしい声援を送ってほしい」と呼びかけた。
試合では、ランニングバックの李卓選手(29)が自陣から76ヤードを駆け抜けタッチダウンを決め主導権を握り、試合終盤では、キッカーの中山龍之介選手(98)が48ヤード超のロングフィールドゴールを成功させるなどのプレーが会場を沸かせた。
この日活躍した選手が行う試合後のあいさつでは、ワイドレシーバーの成田将吾選手(82)が「私はオービックシーガルズでは珍しく、北海学園大学出身で、北海道からオービックシーガルズへ入った。今日に至るまで遠回りもしたが、この場に立てて本当にうれしい。春の初戦は始まったばかり。今年も必ず日本一になるので、次戦もぜひ川崎まで足を運んでほしい」と応援を呼びかける。
準決勝は5月26日、富士スタジアム川崎でノジマ相模原ライズと対戦する。