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「ジリオーラ津田沼店」が10周年 地産地消メニューで地域貢献

「ジリオーラ津田沼店」の外観

「ジリオーラ津田沼店」の外観

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 津田沼駅南口のイタリア料理店「ジリオーラ津田沼店」(習志野市谷津1)が4月27日で10周年を迎えた。

ジリオーラ津田沼店おすすめのラザニア

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 店主の小林泰弘さんは30年前、六本木交差点(東京都港区)近くに「ジリオーラ」を開店し、船
橋漁港の魚介類や農家の食材を車で毎日六本木まで直接届けて営業していたが、「地産地消で
地元・習志野に地域貢献したい」という気持ちが強まり、現在の場所に店を構えた。夜のメニュー
の「契約農家三代川さんの朝採り 習志野野菜の本当に美味(おい)しい農家のサラダ」(1,400円)
や「船橋漁港太平丸 網元漁師からの鮮魚の刺身(さしみ)風カルパッチョ」(1,200円)、「千葉県
鴨川市清澄山産 高橋さんがくくり罠(わな)で仕留めた天然イノシシのトマトソース煮込み トスカーナ風」(2,500円)など千葉県の食材を多く使っている。

 パスタを選べる「パスタランチ」(1,200円)や「ステーキランチ」(2,000円)などのランチメニューも
あり、小林さん「お薦め」のラザニアは「グラタンにどこかホッとする日本人が多いと思い、肉
のうまみをミートソースで、酸味をトマトソースで表現し、生地で挟んだデシャメルソースを厚くして特徴的な食感に仕上げた」という。

 店名の由来について、「ジリオーラはイタリアでは女性の名前としてポピュラーなもので、日本
なら『花子』『幸子』のようなイメージ。このジリオーラにトラットリアと合わせて『おっかさん食堂』の
ような店にしたくてこの店名にした」と話す。

 「津田沼店を出してから、年配の方から子どもまでいろいろな方に使ってもらい、これぞトラットリ
アの真髄で営業していて本当に楽しい。当店は、テーブル席のほか1人で来た方向けのカウンター席、ペット同伴可のテラス席、パーティーに対応できる個室など、さまざまな使い方ができるのが特徴。これからも一歩一歩日々前進していくので、支援いただければ」と来店を呼びかける。

 営業時間は、11時30分~15時、17時30分~23時。月曜定休。

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