日大生産工学部(習志野市泉町1)マネジメント工学科の村田康一教授が主催する「津田沼見える化塾2024」が9月15日から開講される。
「津田沼見える化塾」は同大生産工学部村田研究室の研究成果を地域に還元する社会貢献活動の一環で、千葉県出身または千葉県在住の社会人経験5年以上の人が参加できる学外講座。将来会社をリードする人材を対象に全4回のミニ講義と演習形式を組み合わせた塾構成で、「見える化理論」について学ぶ。
同講座では人・もの・カネなどの経営資源の計画、利用の課題に気づき、その解決に向け仲間と対話できる能力を養うことを目標に据え、研究成果の発表と参加者の課題解決までを行う。第1回は9月15日の「見える化の基本理論~デザインの3原理~」、第2回は10月18日の「DX時代の見える化戦略 ~デジタルビジュアルマネジメント~」、第3回は11月18日の「西田哲学と見える化の未来 ~感じる化と一歩の心~」をオンラインで開催し、第4回は12月14日に同大学で開催しそれぞれの課題を発表し意見交換、参加者同士で以後の人的ネットワークの構築も。
同塾は昨年も同様に開催されたが、参加者は3回の講座を通して会社や退職後の課題を把握し、自ら解決することを目標に「見える化」の方法論を村田教授から学んだ。12月の発表会では実現可能な解決策を発表、内容については他の参加者や学生からフィードバックをもらい完成度を高め、仲を深めた。
受講無料で、定員は10人。7月1日、募集を始めた。8月末日まで受け付ける。