20年前に埋められたタイプカプセルの掘り起こしと開封式が8月4日、習志野市役所で行われた。
習志野市50周の際に埋められた石板 「2024年8月封印をとく」
タイムカプセルは習志野市50周年の際、習志野市役所旧庁舎の池のほとりに埋められたもので、市役所移転に伴い現在は市役所庁舎の北側に移設されていた。
当日は30人以上の市民に見守られながら掘り起こし作業が行われ、11時からタイムカプセル開封のセレモニーが行われた。当時の市内幼稚園・保育園の幼児から集めたものが約4800点、市役所、旧ダイエー(現モリシア)で一般募集した約200点、合わせて約5000点のタイムカプセルが入れられていた。習志野市で市営ガスが供給されているということもあり、タイムカプセルには市内各地にあるガス灯の設置を記念しガス管が使われていた。
開封式では、宮本泰介市長のほか市民も順に開封作業に加わり、セレモニーに集まった80人以上の市民に見守られながら20年前のカプセルを開封。入れられていた手紙や写真の状態も良く、中身は来年3月まで、市役所の窓口で受け取りが可能。
宮本市長はあいさつで、「今回感じた、20年前にカプセルを埋めた皆さんの思いを大事にしたい」と話した。