習志野の袖ヶ浦団地（習志野市袖ケ浦3）集会室で8月31日から全4回にわたり、「はじめよう！小さな仕事づくり講座」が初開催される。 団地内にある地域の交流拠点「団地いどばたラボ」が主催する。

「はじめよう！小さな仕事づくり講座」のチラシ

　「好き」「得意」を生かした小商いを始めたい、自分らしい商いモデルや「自分サイズ」の仕事を作りたいと考える人が、「その道のプロ」から必要なノウハウや心構えを学ぶ。

　講座は8月31日、9月7日・14日、10月12日の全4回。まちづくり会社ドラマチック（東京都台東区）代表の今村ひろゆきさんや、マイキー（千葉市稲毛区）ディレクターの西山芽衣さんらが講師を務める。

　 9月7日の第2回講座では「実践者から小さな仕事の商いモデルを聞こう・知ろう！」をテーマに、地域で「好き」を生かし活動する、整理収納アドバイザーの福尾麻里恵さん、服飾作家の大川真衣子さん、移動古書店を営む石田淳美さんの3人が講師を務める。最終回の10月12日には、受講者が発表や意見交換を行う。

　「団地いどばたラボ」スタッフの黒澤裕子さんは「講座ではワークも充実しているので、自身の活動をワンランクアップしたい方はもちろん、何か始めたいと思っている方の後押しになれば」と話す。

　第2回講座で講師を務める整理収納アドバイザーの福尾麻里恵さんは「片づけが苦手だった自分のために学び始めたが、同じように片づけで悩む人の力になりたいと思い、資格を取得して整理収納アドバイザーの活動を始めた。自分の経験を伝えることが、少しでも役に立てば」と話す。 「私なんて、と思っていても、必ず自分の好きや得意が小さな仕事につながる。人生は一度きり。『やってみたい』と思うことがあれば、一緒に少しずつ形にしていきましょう」とも。

　 開催時間は10時～12時。受講料は各回2,000円で、全回受講する場合は7,000円。要事前予約。