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「イトーヨーカドー津田沼店 津田沼戦争と46年」 反響大きく冊子化

イトーヨーカドー津田沼店 津田沼戦争と46年 表紙

イトーヨーカドー津田沼店 津田沼戦争と46年 表紙

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 「イトーヨーカドー津田沼店 津田沼戦争と46年」が12月8日、「習志野の歴史を語る会」から発行された。

イトーヨーカドー津田沼店閉店を惜しんで詰めかけた人々

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 1977(昭和52)年に新京成線新津田沼駅直結の駅ビルに開店して以来、全国1位の売上高になったこともあるイトーヨーカドー津田沼店。当時、JR津田沼駅を中心にパルコ、丸井、西友、ダイエーなどの商業施設が立て続けに開店し競合がひしめき合っていたことから、通称「津田沼戦争」と呼ばれた時代の象徴的な商業施設でもあったが、今年9月、46年の営業を終え、閉店した。

 同店が閉店するまで、同会所属の郷土史家の明里さんとひぐち誠さんが中心となり7階フロアで閉店までの歴史を振り返る年表や写真の展示を開催。この際、多くの人が訪れ反響も大きかったことから、同店店長の許可を得て、同店の歴史、津田沼の古写真、店に訪れた客の思い出をまとめた記念誌を作ることになった。

 同冊子について、明里さんは「イトーヨーカドー津田沼店、実は『初めての〇〇』が多く、長年通っていた方も面白い内容になっている。閉館前の津田沼店の写真をたっぷり掲載し、皆さんからの思い出、反響の大きかったイトーヨーカドー津田沼店に救われた話、古写真をA4版で58ページ、フルカラーで見やすくまとめた」話す。「津田沼で長く愛されてきたイトーヨーカドー津田沼店の歴史や思い出を記録に残したいと思い制作した。習志野市、近隣の方にぜひ手に取ってほしい」と購読を呼びかける。

 価格は1,000円。市民プラザ大久保(習志野市大久保3)、BOOTHで扱う。

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