イベント「ビールとレコードを楽しみながらコーヒーとパンで満たされる日」が1月11日、「エコトーン」(習志野市谷津5)で開催された。
同店は同じのビルの2階で美容室「アイラシク」を営む大山圭介さんとあずささん夫婦が開いた無人営業で自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するカフェ。イベントスペースとしても貸し出している。
大山さんが「ならしのクラフトビール むぎのいえ」(谷津4)店主の今井貴大さんと普段から「何か一緒にイベントをやりたい」と言っていたことがきっかけで開催することになった同イベント。DJブースなどの機材は市内を中心に中古レコードを移動販売する「ハレマルレコード」の石田成(おさむ)さんが準備した。
エコトーンはコーヒー焼酎や「こうぼのパン教室 カタカゴ」(船橋市)のライ麦パンを使ったブルスケッタのピンチョスを、むぎのいえはクラフトビールやスパイシーに仕上げたホットビールの他に、自家製ビールで煮込んだ牛すじやクラムポタージュなどを、DJが音楽をかける中で提供。思い思いに談笑したり、音楽のリズムに乗りながら楽しんだりする人が店の外まであふれて盛り上がった。
DJを担当した福田篤史さんは「今日はラテンとソウルミュージックを中心にかけた。谷津のローカルコミュニティーに年代問わずに老若男女で集まってくれた中、音楽ができることが気持ち良かった。楽しみ方は皆それぞれで、酒だったり、コーヒーだったり、ワインだったりといろいろあるが、とがっているクリエーターが集まり、丸くなってできた良いまどろみがある空間だった」と振り返る。
参加した男性は「音楽は聴く専門だが、谷津でこのイベントはとても楽しい。ぜひまたやってほしい」と次回開催に期待を寄せる。