習志野市立中央図書館(習志野市本大久保3)で7月28日・29日、「夏休み子ども一日図書館員」が行われ、参加した小学4年生~6年生が図書館員の仕事を体験した。
体験内容は、施設を案内した後、「こどもとティーンズのフロア」の業務用端末を使って貸し出し・返却作業の疑似体験や、本を棚に戻す返架作業、棚の本を整理整頓する書架整理作業、1階にある書庫の見学。書庫は、一般利用者は入れない場所で、本棚に入りきらない本や過去の新聞・資料等が保管されている。ハンドルを回して実際に中に入り、自分が生まれた日の新聞を探して読むなど子どもが楽しめる体験内容を用意した。
参加した男子児童は「普段行ったことがない場所を見学できて楽しかった」「自分が想像していない仕事がたくさんあってびっくりした」と話し、参加した子どもの母親は「親子で本が好きで図書館をよく利用している。裏方の仕事を体験できて、いい経験になったと思う」「本の貸し出し以外にもいろいろな仕事があることが分かった。こういう体験ができるチャンスをもらえて良かった」と話していた。
同館担当の本山純子さんは「図書館員の仕事を楽しんでもらえたことがうれしい。今回の体験で、図書館を、より知ってもらえたのでは。将来的には調べ学習にも利用できるので、今後も便利な場所として利用してもらえたら」と期待を込める。
同様の企画は東習志野図書館、新習志野図書館、谷津図書館でも行われている。各館で体験内容は異なる。
8月18日・19日にも行う。