
昨年10月に刊行されたZINE「フッド記」のリリースパーティーが3月22日、みはし湯ホール(習志野市津田沼5)で開催される。
同誌は、習志野市在住のレイドバック沼辰さんの声がけで集まった宮城県登米市の柴田通文さん、愛媛県今治市の豊島吾一さん、岐阜県高山市の上の助空五郎さんらが考える「地元論」が記された一冊。フッド(Hood)とは「地元」を示すスラングで、風土記から着想を得て名付けたという。
イベントはトークセッションが2部制で、1部のトークセッションでは著者4人に加え「本八幡CRIB RECORDS」(千葉県市川市)店主のShintaroさん、八千代市のボランティアグループ「YACHIROCK」の中村寛毅さんと佐藤剛さんが登壇し、それぞれの地元論を語り合う(12時~15時)。2部は参加者と「自分が暮らす町のユートピア」(16時45分~17時25分)についてのセッションも予定。アーティスト・上の助空五郎さんによるライブも開かれ、飛騨民謡も披露する予定(18時30分~)。当日は、コーヒーや中古レコードの出張販売もある。
沼辰さんは「柴田さんから『せっかくならリリースパーティーをやろう』と提案いただき、北は宮城県、西は愛媛県、意外と遠い中部地方の岐阜県の中間地として京成津田沼での開催になった。ZINEでは書ききれなかった街の移ろいやコミュニティーの熟成方法など多角的なトークセッションにしたい。多くの方に楽しんでもらえれば」と参加を呼びかける。
ZINE「フッド記」は52ページでフルカラー。価格は1,200円。参加費は500円(要1ドリンクオーダ)。1部終了後、入れ替えとなり、ライブは事前予約=2,000円、当日=2,500円(高校生以下半額、乳幼児無料)1ドリンクオーダー制。