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習志野・谷津に「昭和レトロ駄菓子バー クエスト」 カレー25種も

昭和レトロ駄菓子バー クエストの駄菓子バースペース前の相原さん(真ん中)とスタッフ

昭和レトロ駄菓子バー クエストの駄菓子バースペース前の相原さん(真ん中)とスタッフ

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 「昭和レトロ駄菓子バー クエスト」(習志野市谷津3)が5月10日、オープンした。

習志野・谷津に「昭和レトロ駄菓子バー クエスト」 カレー25種も

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  もともと貿易商を営んでいたという店主の相原智久さん。自身の娘が発達障害だったことをきっかけに発達障害の子どもたちが通う放課後等デイサービス事業や就労支援事業などを展開する「プラスアップ」(藤崎3)を2013(平成25)年に設立した。利用者が「当社で働いていることを少しでも自慢できるような、そんな店内やコンセプトの店で働いてもらえれば」と思い、同店を開店したという。

  店内には昔のアニメや漫画のポスターを貼り、懐かしいグッズやアイドルのレコード、CDなどをインテリアとして飾る。中でも「鉄人28号」の模型は茨城県まで買い付けに行き、パーツを分解して自動車で運び、組み直したものだという。テーブルと椅子は学校の教室をイメージしたものを使うほか、駄菓子のスペースも設けるなど、昭和の雰囲気をコンセプトとした内装に仕上げた。

  90種類のレトルトカレーを試食し選んだという50種類の中から、常時25種のカレーにポテトサラダとスープを付けて提供する。相原さんの「お薦め」は「広島名産かきカレー」(900円)。瀬戸内海でとれたカキを、ソテーオニオンと牛乳、バター、ココナツで仕上げたもので、「食べ応えがあるカキの身と香りが特徴」だという。ソフト麺、揚げパン、ミートソース、スープなどの「昭和の学校給食を再現した」という「給食セット」(850円)もあり、ソフト麺は現在国内で唯一製造している静岡県の業者から仕入れている。

  このほか、「駄菓子食べ放題(30分制)」(690円)や「瓶牛乳」(300円)、「ミルメーク」(80円)などの懐かしいメニューや、揚げパンをアレンジした「揚げパンアイス」(650円)などもそろえる。

  相原さんは「私は昭和40年代生まれなので、40~50代の方たちが何か懐かしいと思える場所を作りたかった。将来的には就労継続支援A型事業所として運営できれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~16時30分。

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