
習志野市内在住の小中学生3人が5月30日、習志野市役所を訪れ、ヒップホップダンスの日本大会優勝とアメリカで開催される世界大会出場を宮本泰介習志野市長に報告した。
議長、市長、教育長と一緒 に、3人で考えたポーズをとって撮影
報告したのは、習志野市立津田沼小学校6年の飯高稟理(りり)選手、第一中学校3年の矢口千春選手、江戸川学園取手中学校(茨城県取手市)3年の西村美海(みうな)選手の3人。3人ともKONAMI J.B.STARに所属している。
3月16日に行われた「ALL JAPAN HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP 2025」に出場した3人。飯高選手は「ジュニア部門」に出場して優勝、矢口選手と西村選手は「バーシティ部門」に出場して優勝し、3人で出場したJVメガクルー部門でも優勝を収めた。矢口選手と西村選手は昨年の同大会でも優勝しており、今回ディフェンディング・チャンピオンとしての参加となったが、再度の優勝を果たした。
3人は、7月末から8月上旬にかけて米アリゾナ州で開催される「2025 WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP 」に日本代表として出場する。矢口選手と西村選手は昨年も同大会に出場しており、成績は準優勝だった。
報告会では、宮本市長、相原和幸市議会議長、小熊隆教育長が3人の功績をたたえ、世界大会出場に向け激励。宮本市長は3人に花束と壮途金を贈った。
世界大会に向けて矢口選手は「今年の世界大会作品は、特にそろえることを意識して精度の高い作品になった。自分1人の技もあるため、それもしっかり頑張る。今年は昨年よりも参加するメンバーが多いが、自分のことに精いっぱいにならずに周りも大きく伸びるようにしていきたい。昨年は2位という結果で、あと一歩だったという悔しい気持ちがあるので、今年は昨年以上に完成度の高いパフォーマンスをして、絶対に1位を取りたい」と意気込みを見せた。
西村選手は「ハッピーダンスをたくさんの人に届けたい。そして絶対に金メダル以上のものを日本に持って帰ってくる。応援、よろしくお願いします」と呼びかけた。