
「昭和レトロ駄菓子バー クエスト」(習志野市谷津3)が6月14日、夜の営業を始めた。
店主は、発達障害の子どもたちが通う放課後等デイサービス事業や就労支援事業などを展開する「プラスアップ」社長の相原智久さん。5月10日に昼営業のみで開店し、店内には昔のアニメや漫画のポスターを貼ったり、懐かしいグッズやアイドルのレコード、CD、「鉄人28号」や映画「スターウォーズ」の模型などをインテリアとして飾ったりするほか、学校の教室をイメージしたテーブルと椅子で、昭和の雰囲気をコンセプトとした内装にしている。試食して選んだ日本全国のレトルトカレー常時25種を提供するほか、昭和の学校給食を再現した「給食セット」(850円)や「駄菓子食べ放題(30分制)」(690円)なども提供。週末には店外に行列ができたり、昭和の雰囲気を求めて県外から店に来る客もいたりするという。
夜の営業を始めるに当たり、バーテンダー経験のある相原さんオリジナルの酒類を提供する。相原さんの「お薦め」は独自に開発した「ラムネサワー」(600円)。ラムネに独自の工夫を加えてラムネを味わいつつ、お酒も楽しめるようにした。このほか、「ファンタグレープサワー」(600円)のサワーや、クリームソーダを酒にした「ジンクリームソーダ」(850円)、アニメをモチーフにしたオリジナルカクテルも用意する。「ブタメン」(280円)や「ペヤング」(400円)など夜専用のフードもそろえる。
オーダー以外に1時間ごとにチャージ料(1,000円)が必要で、支払うと駄菓子が食べ放題になるほか、アーケードゲームやプレイステーション、ファミコンを利用できる。
夜のバー営業について、相原さんは「バー営業といってもクラシカルなバーと違い、ここのコンセプトは昭和のアミューズメントパーク。酒をじっくり味わうより、楽しい酒と食べ慣れた駄菓子に、あの頃遊んだゲームなどで昭和を知っている方には懐かしさを、若い方には新しい体験を楽しんでほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は、昼営業=水曜~土曜の11時~16時30分、夜営業=木曜~土曜の18時30分~23時。日曜・月曜・火曜定休。