
習志野の谷津バラ園(習志野市谷津3)の秋バラが現在、見頃を迎えている。
約1万2600平方メートルの敷地内に、800種類、7500株のバラを植栽している同園。秋のバラは10月中旬から11月中旬にかけて見頃を迎える。
園内では、テーマごとにバラを楽しめるようにしている。「皇室・王室コーナー」には、日本、イギリス、デンマーク各国のバラを植栽。「香りの庭コーナー」では、「ダマスククラシック」「スパイシー」「フルーティ」などの品種が見られる。習志野市施行50周年を記念して作られた習志野市オリジナルの品種「ローズ50ならしの」は、習志野の特産品であるニンジンをイメージした、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせている。
指定管理者・所長の豊村貫太郎さんは「今年の夏も猛暑が続いたため、花の付き方が悪くならないように丁寧に手入れを行った。その甲斐もあって、時期が遅れることなく、例年通りきれいな花を咲かせている。春バラとは違ったバラの様子を楽しんでほしい」と話す。「鉢バラ販売では、経験豊富なスタッフに栽培方法のアドバイスも聞けるので、バラを育てている方に好評」とも。
鉢バラの販売は10月18日~11月3日の土曜・日曜。時間は9時30分~16時。講師によるガイドツアーは木曜・日曜の14時から行う。
開園時間は8時~17時(入園時間は16時30分まで)。入園料は、高校生以上=550円、65歳以上=250円、中学生以下無料。