「第3回ワイがや通りマルシェ」が10月18日、京成津田沼駅前広場で開催された。
クラフトコーラを提供する今井さん(右)の長男のおーちゃん(中央)
音楽の街・習志野の中心部で、京成津田沼駅を出てすぐの場所にある「ワイがや通り」。にぎわいづくりや、「京成津田沼の価値を高め、通りの魅力を市内外に発信する」ことを目的に同イベントが開かれた。
飲食ブースには「ブラウンサウンドコーヒー」「プルプル弁当」「太郎飯店」など地域の店舗のほか、市外から「一龍のキムチ」やキッチンカーの「カレー食堂まほろば」などの飲食、雑貨、ゲームの露店が出店した。谷津の「ならしのクラフトビール むぎのいえ」は店主の今井貴大さんの長男の「おーちゃんが作ったクラフトコーラ」(500円)を販売。夏休みにおーちゃんが自由研究でクラフトコーラを自作したものをベースに作ったもので、おーちゃんも店頭に立ち販売した。
広場に特設したステージは、チアリングスクール「ゴールデンウェーヴス津田沼校」の子どもたちによるチアのパフォーマンスで始まり、フラダンスや津田沼小学校の吹奏楽の演奏などが続き、最後は3人組のフルートアンサンブル「五十嵐」が演奏を披露した。
今回初めてスタンプラリーも実施。マルシェの開催時間中にワイがや通り12店舗のスタンプを集めると、先着50人でスタンプラリーの用紙がマルシェ会場で500円券として使えるようにした。後日、同商店街で使えるクーポン券が当たるトイボックスを回すことができる特典も人気を集め、開始早々用紙はなくなったという。参加者は商店街を歩き店にたどり着くとスタンプを集め楽しんだ。
出店した「農産物直売所3305」(津田沼市津田沼5)店主で、マルシェ実行委員長の浅利賢一さんは「初めてのスタンプラリーが早々に定員に達して、トイボックスも楽しんでもらえて何より。切り口を変えて、また来年も開催したい」と意気込みを見せる。