謎解きクリエーターJUKEBOX(ジュークボックス)がコワーキングスペース兼イベントスペース「Join Spot(ジョインスポット)袖ヶ浦」(習志野市袖ヶ浦3)と周辺の団地内スペースで開催された「ウラ庭マルシェ」に出店した。
JUKEBOXは習志野市在住のグラフィックデザイナー、つのあきこさんが3年前から始めた活動。つのさんは、デザイナーとして地域の事業者のチラシや地域の情報誌などを制作している。活動につていて、「工作などが好きで今まで年賀状に仕掛けをして楽しんでいたが、それだと対象が知り合いのみになるので、もっと多くの人に楽しんでほしい。子どもとの遊びにも仕掛けを取り入れることで、楽しく遊べてちょっとした学びにつながるものが作れたらと思い謎解きゲーム作りを始めた」と話す。市内外のマルシェなどのイベントに出店。地域性を大事にしており、習志野のことが学べる「習志野クエスト」などを考案・制作している。
会場の「Join Spot袖ヶ浦」は、近所に住んでいることもあり、同施設ができた時からワークスペースや打ち合わせスペースなどとして活用していた。その縁から、昨年12月に開かれた「ウラ庭マルシェ」の1回目から参加している。2回目となった今回はマルシェ全体で約2000人の来場者があり、親子連れから、浴衣姿の小学生、大学生グループまで、さまざまな世代が謎解きに挑戦した。つのさんは「施設ができたことによって、袖ヶ浦ににぎわいが出て、とてもうれしい。近隣に住んでいる方にも楽しんでほしいので、団地内にある給水塔をテーマにゲームを制作した。喜んでもらえて良かった」と笑顔で話す。