習志野市の香澄公園(習志野市香澄5)で4月5日、桜を楽しむ多くの来場者でにぎわった。
同園は1970年代の埋め立て事業により誕生した、東西約1.2キロにわたる都市公園。かつての海岸線に近い場所に位置し、広大な敷地を生かした水と緑の景観が特徴。園内には桜のほか、ショウブ園や野外工作広場なども備え、地域の憩いの場として親しまれている。防音林としての役割も兼ね備えており、自然豊かな環境が魅力の一つ。
「ピクニックの丘」では、市へ申し込めば無料で利用できるバーベキュー場があり、連れや団体が桜の下で食事やバドミントンを楽しむ姿が見られた。西側の「フィットネス広場」では、テントやレジャーシートを敷いてピクニックを楽しむ人たちも。取材時、「禁止事項をなるべくなくし自由な遊びの中から主体性を育む」をコンセプトに第1日曜に活動する「香澄公園プレパーク」の活動もあり、犬との触れ合いや出張紙芝居が行い、子どもたちが自由に遊び回る光景が広がった。
花見を楽しんでいた男性は「咲いている桜をゆっくり見れるのも今日が今年最後だと思い、花見に来た」と話していた。
園内にはホットドッグやコーヒーを販売するキッチンカー「STRAY CATS(ストレイキャッツ)」も出店。店主の市原学さんは「桜の柔らかな景色の中、気持ち良く営業できた。今日は親戚の農家から仕入れたイチゴを使った『いちごサンド』と『ミニいちごパフェ』も提供し、完売となるほど好評を頂いた。春のひとときを楽しんでもらえてうれしい」と目を細めた。
春の陽気の中、訪れた人々は思い思いの方法で、名残惜しい今年最後の桜を楽しんでいた。