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習志野・プラザ大久保で「市民文化祭」 核兵器廃絶に関する展示も

核兵器廃絶平和都市宣言記念展の前の関館長

核兵器廃絶平和都市宣言記念展の前の関館長

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 市民プラザ大久保(習志野市大久保4)で10月11日~13日、「2024市民プラザ大久保文化祭」が開催された。

習志野・プラザ大久保で「市民文化祭」 核兵器廃絶に関する展示も

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 同イベントは、同施設の関勇豪館長の「皆さんで集まって、少しほっこりしませんか」という思いの下、年に一度、同施設を中心に活動するサークルが成果を披露することを目的に開いているイベント。

 日替わりで、東邦大学付属東邦中高オーケストラ部、大久保東小学校合唱部、実籾小学校吹奏楽部の演奏のほか、地域団体によるフラダンス、合唱、三線と琉球(りゅうきゅう)民謡、大正琴、二胡(にこ)、ピアノなどのパフォーマンスが披露された。

 当日は館内での展示も行い、「核兵器廃絶平和都市宣言記念展」では、被爆した証言者の話に基づいて広島市立基町高校の生徒たちが作成した原爆の絵の複製や、習志野市の平和事業についての説明、宣言を展示した。

 同展示について、関館長は「この展示は、習志野市の中高生が被爆地に毎年派遣され、現地で学習してきたもの。心に大きな土産を持って帰ってくるので、将来その子どもたちがどういう風に育っていくか、とても楽しみ」と話す。

 別のスペースでは、「大人のぬり絵の会」による作品の展示と、ぬり絵の体験会を開催。ぬり絵の魅力について、会員の徳間なおみさんは「ぬり絵は何よりも自分の『楽しい』を自由に表現できるもの。最近は80代の方が入会するなど年配の方が多いが、ぬり絵をしたり、作品についてみんなで話すことで、ちょっとした孤独感から抜け出したり、ボケ防止にも役立つのでお勧め」と話す。同じく会員の東郷不美子さんは「持ち物が多いほかの習い事と違い、色鉛筆だけで始められるのが魅力」と話していた。

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