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習志野のすし店「旬菜 わさび」、コロナ禍やもらい火乗り越え10周年

わさびの作本さん夫婦

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 「酒 肴 すし 旬菜 わさび」(習志野市大久保3)が10月14日で10周年を迎えた。

習志野のすし店「旬菜 わさび」、コロナ禍やもらい火乗り越え10周年

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 同店は2014(平成26)年、船橋市の浜町商店街ですし店として開業。2018(平成30)年、ゆうろーど商店街の現在の場所へ移転した。

 江戸前ずしと一品料理、酒を提供する同店。握り盛り合わせ(3,500円)や刺し身五品盛り(3,500円)、白身魚を使ったさつま揚げ(630円)などの定番メニューのほか、旬の食材に合わせて変わる限定メニューも提供。ランチでは日替わりの魚を使った定食も用意する。

 店主の作本心さんは築地のすし店「江戸銀」(東京都中央区)で13年間修業した。修業する中で、すしと魚が好きになり、将来すし店を持つことを決意。江戸銀を辞めた後、街のすし店で店を任されるなどして経験を積み、「わさび」を開店した。

 10周年について、作本さんは「江戸銀での経験は本当に大変で今と違って厳しいことも多かったが、すしの基礎を身につけることができたことは大きな財産になった。その中で、江戸銀のような都内のすし屋ではなく、街のすし屋を妻とやりたくてこの店を開いて10年。コロナ禍だったり、もらい火で火事になったりして大変なこともあったが、店を愛してくれる方に囲まれてここまでやって来られた」と振り返る。

 「店を続ける中、店に来てくれる方と互いの腹の中が分かり合えるようになり信頼関係ができてこその今。これからも大久保の街に根付いていけるように、愛されるように精いっぱい営業していきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、昼=11時30分~14時(月曜・火曜・日曜定休)、夜=17時30分~23時30分(月曜定休)。

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