習志野市の新春賀詞交歓会が1月8日、「ホテル・ザ・マンハッタン」(千葉県美浜区)で開催された。 例年会場となる「習志野文化ホール」が2022年、長期休館に入ったため2年連続市外会場で開催する運びとなった。
式は習志野市制施行70周年を記念し制作した市の歴史を紹介する動画で始まり、宮本泰介習志野市長、習志野商工会議所会頭でアシザワファインテック会長の芦澤直太朗さん、社会福祉協議会会長の田久保浩一さんがあいさつ。宮本市長が「昨年もさまざまな出来事があったが、何といっても市制施行70周年ということで、市内で行われたさまざまな行事を70周年記念の名目で実施していただき、例年以上にたくさんの交流が生まれたように感じ、習志野市のまちづくりがより一層豊かに彩られたと確信している」と振り返った。
立憲民主党の野田佳彦代表をはじめとする国会議員や県議会・市議会議員などのほか、阿武松部屋、オービックシーガルズ、千葉ロッテマリーンズからも来賓が駆け付けた。
習志野市内に相撲部屋を構える阿武松部屋からは、阿武松健二親方、女将(おかみ)の中西知代さん、幕内の阿武剋一弘さんが登壇。司会は12日から始まった初場所について触れ、応援を呼びかけた。市内に拠点を構えるアメフトチーム「オービックシーガルズ」から運営するOFCの並河研社長、取締役の脇田雅史さん、大野洋ヘッドコーチ、ジェイソン・スミス選手、習志野スポーツクラブ理事・渡辺雄一さんが登壇した。
鏡開きや福引抽選会も行われたほか、「習志野市ふるさと産品事業会」による販売会も。「習志野にんじん」や特産品を使ったニンジンクッキーやゼリー、谷津バラ園(谷津3)にちなんだバラ味の洋菓子、習志野を象徴する民芸品や工芸品も販売された。