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実籾八幡稲荷神社で建国記念日に初午祭 フリーマーケットは50店出店

実籾八幡稲荷神社の鳥居

実籾八幡稲荷神社の鳥居

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 実籾八幡稲荷神社(習志野市東習志野2)で2月11日、「初午(はつうま)祭」が行われた。

実籾八幡稲荷神社の赤いのぼり

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 実籾八幡稲荷神社は、無病息災、商売繁盛のご利益があるとされ、赤い鳥居とのぼりで知られる。のぼりは年明けから実籾駅前通りなどに掲げられ、初午祭に合わせて神社に集めている。創建は不詳だが、千葉氏によって建てられたとされ、明治時代以降は陸軍との関わりが深く、兵士たちの信仰を集めていた。

 当日は市長や市議会議長らも参列し、11時から神事を行った。世話人会代表・小林道成さんのあいさつの後、祝詞奏上、玉串奉天、鏡開き、直会(なおらい)と続き、たる酒やすいとんなどを振る舞った。実籾お囃子(はやし)連がおはやしを披露し、宴を祝った。

 小林さんは「(その昔)実籾には店が4軒しかなく、原っぱ同然だった。その当時から地域のつながりが広まっていき、ここまで発展してきた。このように引き継がれてきた文化は絶やしてはいけない」と話す。

 隣接する実籾県営住宅児童遊園ではフリーマーケットやイベントが開催され、フリーマーケットは、屋台も含め約50店舗が出店。綿あめ、習志野ソーセージ、ふるさと産品の揚げまんじゅうなどを園内で楽しむ姿が見られた。イベント会場ではシンガーの凛衣菜さんがステージを飛び出して、参加者と共に「ジャンボリミッキー」「エビカニクス」を踊り、盛り上げた。

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