
モリシア津田沼(習志野市谷津1)で3月30日まで、「モリシア津田沼歴史展」が開催されている。
モリシア津田沼は2008(平成20)年3月に前身の「サンペデック」のリニューアルによりオープンした商業施設。今年3月30日での閉館が決まっている。同展ではモリシア津田沼の17年間の歴史や津田沼エリアの変遷を振り返ることができる。
大正末期から現在までの津田沼エリアの歴史をまとめた年表や当時の写真を展示しているほか、モリシア津田沼のオリジナルキャラクター「ツダヌン」と撮影できるフォトスポットも設置。館長の宮間俊一さんは「津田沼南口の歴史の変遷やモリシアで行ったイベントの思い出など、年表や当時の写真と共に振り返る展示。津田沼南口商店会より借りた法被や複製のアルバムなど懐かしい資料もある」と話す。
来館していた男性は「サンペデック時代から知っているので、写真を見て懐かしくなった。毎週末買い物に来ているので、閉館が寂しい」と話し、写真などをじっくりと眺めていた。
閉店について、宮間さんは「閉館まで残り1カ月。3月はファイナルセールと併せてイベントがてんこ盛り。3月1日からはメッセージボードを置き、ファン待望のツダヌングッズも販売する」と意気込む。「グランドフィナーレの3月28日~30日は地域と連携して祭りを開き、多数の演目で盛り上げる」とも。
グランドフィナーレは「ファイナルフェスティバル」と銘打ち、サーカスのパフォーマンスやシンガー・ソングライター松本千夏さん、奥華子さんによるライブなどを企画。ツダヌンの巨大バルーンの中で遊べる「ツダヌンのふわふわ」も復活する(各日11時~21時)。
営業時間は10時~21時。