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習志野市旧庁舎跡地活用事業、優先交渉権者にベルク 公募型プロポーザルで

旧庁舎跡地活用後の施設の完成イメージパース(正面)

旧庁舎跡地活用後の施設の完成イメージパース(正面)

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 習志野市が4月11日、習志野市役所旧庁舎の跡地を活用する公募型プロポーザルで、優先交渉権者にベルク社を選定したと発表した。

習志野市旧庁舎跡地(上面)

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 習志野市役所旧庁舎は2011(平成23)年の東日本大震災を契機に庁舎としての使用が困難となり、現庁舎へ移転・解体された。その後は跡地活用検討委員会を設けるなど、活用についてさまざまな検討が行われてきたが、地域活性化や財源確保などの視点で、民間事業者による事業計画を公募型プロポーザルで募ることを決定したという。

 2024年10月4日に募集要項を発表し、地域活性・公共建築物の再生のため必要な公共機能の併設と面積の条件を設けた上で、遮音性能を有した多目的スペース、事務スペースの配置を条件として設けた。このほか「~人が集まり、つながる~みんながいきいき活躍できる空間」という事業の基本コンセプトを設定し、その実現に寄与する施設を提案する事業者を募っていた。

 ベルク社の提案内容は、スーパーマーケット、メディカルモール、ドラッグストア、屋内型キッズパーク、コワーキングスペースなどを併設する複合型商業施設で、建設面積4202平方メートル、延べ床面積1万2273平方メートルの4階建て。うち約346平方メートルは公共機能を担う多目的スペース、事務スペースなどに活用するという。運用期間は2028年4月~2058年3月の30年間。

 今後、9月に予定される市議会で承認後、正式な事業用定期借地権設定契約を締結。来年8月以降に着工し、2028年4月の開設を目指す。

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