
無人営業で自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するカフェ「ecotone(エコトーン)」(習志野市谷津5)が5月20日で1周年を迎える。
同店は同じビルの2階で美容室「アイラシク」を営む大山圭介さん・あずささん夫婦が開いた無人営業のカフェ。
1周年について、大山さんは「オープンから今日まで、1週間に1度は必ず焙煎してきた。それは、毎週・毎月コーヒーを飲んでくれるお客さまがいたからこそ。コーヒーを焙煎することができる喜びをこんなに感じた一年はなかった。直接会ってコーヒーを提供することはできないが、いつも誰かの一杯を作らせてもらっていると思うと感謝しかない」と振り返る。
カフェスペースのほか店の奥にワークショップスペースを併設し、音楽やアートのイベントを適時開催するなど、地域の人にコミュニティースペースとしても知られている。大山さんは「私は、カフェではあくまでもコーヒー豆を焼くただの店主。この場で起きるアクションは私が仕向けたものでもなく、お客さまの思いが形になっていったもの。そこに関われる喜びを日々かみしめている。これからも皆さまのやりたいことを形にできるよう手伝いをしていきたい」と意気込みを見せる。
20日には「御礼コーヒー」と題して、大山さんがハンドドリップでいれたコーヒーを振る舞う。代金は投げ銭スタイル。
イベントの開催時間は10時~17時。カフェは24時間営業。