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日大生産工学部「津田沼見える化塾」 社会人の課題解決能力向上目指し開講

「津田沼見える化塾」が開催される日大生産工学部津田沼キャンパス

「津田沼見える化塾」が開催される日大生産工学部津田沼キャンパス

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 日本大学生産工学部(習志野市泉町1)マネジメント工学科の村田康一教授が主催する「津田沼見える化塾2025」が9月12日から開かれる。

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 同大生産工学部村田研究室の研究成果を地域に還元する社会貢献活動の一環で開く「津田沼見える化塾」は、千葉県出身または千葉県在住の社会人経験5年以上の人が参加できる学外講座。全4回のミニ講義と演習形式を組み合わせた塾構成で、「見える化理論」について学ぶ。開講は今回で5回目。同講座では「人・もの・カネなどの経営資源の計画、利用の課題に気づき、その解決に向け仲間と対話できる能力を養うこと」を目標とし、研究成果の発表と参加者の課題解決までを行う。

 内容は、第1回=「見える化の基本理論~デザインの3原理~」(9月12日)、第2回=「DX時代の見える化戦略~デジタルビジュアルマネジメント~」(10月17日)、第3回=「西田哲学と見える化の未来~感じる化と一歩の心~」(11月14日)をオンラインで開講し、第4回(12月13日)は同大で開講し、それぞれの課題を発表し意見交換などを行う。

 村田教授は「仕事や生活で大変な中、塾で自分を大切にする言葉選びをしたり、日常のことを語り合ったりする姿に出合うと、わくわくし、心が動く。5回目の開催になるが、一年一年、職種や性別など塾生の構成は変化し多様化している。その瞬間に見える化の言葉に引かれた人が集まっている気がする。地元の大学キャンパスが身近になってもらえるのはうれしい。気軽で、温かくて、ちょっと役立つサードプレイスになれれば」と受講を呼びかける。

 現在、受講生を募集している。受講無料。定員は10人。

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