
「八坂神社祭礼」が八坂神社(習志野市津田沼1)で、「津田沼北口夏祭り」が津田沼一丁目公園で、7月19日に同時開催された。
祭礼の中心を担う八坂神社には朱色ののぼり旗や祭りのちょうちんを飾り付け、神事を見守る人や津田沼一丁目公園のシンボルであるSL機関車のイラストが入った御朱印を求める参拝客が行き交った。御朱印は例年、祭礼の日のみに頒布している。
最高気温30度を超えた午後、みこし渡御が始まった。法被を着た担ぎ手を中心に境内であいさつした後、みこしは13時に八坂神社を出発。太鼓を載せた山車を先頭に祭りの音を響かせながら、さくら公園、津田沼駅北口ロータリー、千葉興業銀行津田沼支店、酒井ビル駐車場を巡り、休憩後、再び津田沼駅北口ロータリー、一丁目広場を経由し、八坂神社へと戻った。真夏の強い日差しが照り注ぐ中、威勢よくみこしを担ぎ上げる姿に沿道からも声がかかり、活気であふれた。
みこしの経由地でもあり「八坂神社」のすぐ隣の津田沼一丁目公園では飲食店の屋台やキッチンカー、ゲームコーナーなどが並んだ。屋台に並んでいた男性は「この暑さで、ついビールがおいしそうで買ってしまった。夏祭りの醍醐味(だいごみ)」と話していた。特設ステージではアイドルや歌手がパフォーマンスを披露。日傘を差しながら祭りを楽しむ人の姿も多く見られた。