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同人誌「近代の習志野を支えた商人たち」 購入者増え増刷

増刷が決まった同人誌「近代の習志野を支えた商人たち」

増刷が決まった同人誌「近代の習志野を支えた商人たち」

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 同人誌「近代の習志野を支えた商人たち」の増刷分の販売が9月1日に始まった。

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 同誌は大久保商店街協同組合の「習志野の歴史を語る会」が主催し、市民プラザ大久保(習志野市大久保4)で2023年7月2日~9月2日に開いた展示会「近代の習志野を支えた商人たち」の資料、古写真をまとめた一冊。

 かつて習志野市大久保に二個騎兵旅団があり、多くの軍人が生活している中、旅団施設内で販売していた品物の調達や、施設内で消費した酒類や書籍・馬の餌・時計・陶器や記念写真の撮影などは市内の商店を利用していたという記録を、当時の写真や資料を元に展示した同展示会。御用商人が多くいた大久保地域だけでなく、JR津田沼駅や京成津田沼駅、実籾駅周辺の商店にも実際に話を聞き、資料を提供してもらい実現した。

 同誌は「習志野の歴史を語る会」メンバーで郷土史家の明里さんが、展示資料や追加取材の内容を基に2年かけて出版した。増刷について、明里さんは「私が編集した冊子の中で一番時間をかけて制作したもの。大久保地区以外にも習志野市内を広く扱ったことが好評で、今回、増刷することになった」と話す。

 「習志野市内の発展を支えた商人に注目し、各エリアで取材したり、資料を提供してもらったりと、多くの方の協力を得て完成した図録。他の本では載っていない情報や資料も多く、地元の歴史や習志野市について詳しく知りたい方に手に取ってもらえたらうれしい」と呼びかける。

 仕様はA4版フルカラー、64ページ。価格は1,500円。習志野スポーツとBOOTH、10月からプラザ大久保でも取り扱う。

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