アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」が11月8日、横浜スタジアム(横浜市中区)で行われたXリーグ秋季最終節でノジマ相模原ライズと対戦し、逆転勝利を収めた。
第2クオーターでタッチダウンを狙うTEホールデン・ハフ選手(背番号85)
この試合に向け、同チームは観戦バスツアーを企画。JR津田沼駅・京成津田沼駅を出発し横浜スタジアムへ向かうツアー内容で、定員40人の地元ファンが参加した。ファンは横浜中華街でのランチや横浜スタジアムのフィールドツアーを楽しんだ後、試合観戦に臨んだ。
試合は前半を同点で折り返す苦しい展開となったが、第3クオーターで相手を2点に抑える粘り強い守備を見せ、流れが変わり始める。第4クオーターにはオフェンスが奮起し13点を奪取。最終スコア27-23で逆転勝利を収めた。スタンドからは「最後まで諦めない姿勢に感動した」「逆転劇に興奮した」などの声が聞かれた。
この勝利により同チームは秋季リーグ戦を全勝(6連勝)で終えた。11月23日には富士通スタジアム川崎で準々決勝が予定されており、対戦相手はエレコム神戸。勝ち上がれば12月14日の準決勝は等々力陸上競技場で、準決勝を制すれば日本選手権「ライスボウル」への道が開かれる。
同チームは、翌1月3日に東京ドームで行われる日本選手権「ライスボウル」での優勝を最終目標に据える。