京成津田沼駅から延びる「ワイがや通り商店街」にある元銭湯「みはし湯ホール」(習志野市津田沼5)で4月30日、スティールパンの演奏体験ワークショップやライブが開かれる。
みはし湯は80年以上続いた後に東日本大震災の影響で煙突が壊れ、銭湯としての営業を停止した。ここを会場にイベントを主催するのは、習志野在住で音楽好きの土田誠さんと橋本和良さんでイベント名は「IN/OUT」。土田さんの妻の慶子さんは、同商店街で生活雑貨店「unite(ユニテ)」を営んでいる。
「コロナの影響で少し元気がなかった商店街に少しずつ新しい店が増えてきてにぎわいが戻りつつある中、音楽をはじめとするアートを通して気軽に交流できる遊び場をつくりたい」と昨年12月に初めてイベントを開いた。今回は第2弾となる。
イベント名の「IN/OUT」の通り、「参加者へのインプット」として、千葉出身でマルチ弦楽器奏者の渡辺明応さんを講師に招きスティールパンの体験講座も開催。「音楽家のアウトプット」を体感するライブは、渡辺さんと、新世代フォークを演奏する米山ミサさんのソロプロジェクト「浮(buoy)」の二本立て。土田さんと橋本さんは「カリブの音を奏でるスティールパンと、透明感あふれる美しい歌声と温かみのあるアコースティックギターの音に銭湯で酔いしれましょう」と呼びかけた。
スティールパンの体験講座の初心者向け講座は2回、各回40分間で参加費は1,000円。ライブは14時15分開場、14時40分開演。参加費2,000円(高校生以下1,000円)のほか、記念品と交換するチャージ代金(500円)が必要。