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習志野「台湾茶屋モクテルストーリー」が3周年 台湾文化を日本に

モクテルストーリー店主のリンケイキさん(右)

モクテルストーリー店主のリンケイキさん(右)

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 習志野の「台湾茶屋モクテルストーリー」(習志野市谷津1)が11月2日で3周年を迎えた。

モクストのフルーツティー

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 JR津田沼駅から歩いて7分ほどの場所にある同店は、台湾出身の店主リンケイキさんが営む台湾カフェ。台湾に姉妹店もある。

 ドリンクメニューは台湾で日常的なものをメインに20種類以上を用意。リンさんの「お薦め」は「台湾でカフェをしている母親からレシピを受け継いだもので、紅茶と一緒にグレープフルーツやリンゴを煮詰めた」という自家製「モクストのフルーツティー」や、紅茶に麦などを加えた台湾の伝統的な茶にチーズをのせた「台湾紅茶チーズティ」(500円~)など。

 トッピングはタピオカや小豆、日本での定番以外に、仙草ゼリー、ココナツゼリー(以上80円)など台湾で伝統的に食べられているものをそろえる。ルーローファン(500円)などの食事メニューも用意。

 開店のきっかけについて、リンさんは「日本で飲む台湾のドリンクが本場と違うと思っていて、現地の台湾の味を提供したいと思い始めた」という。店名の由来は「モクテルはイギリスでできた造語で、ノンアルコールカクテルを意味する。ドリンクの一つ一つにオリジナルのストーリーをのせて発信できればと思い付けた」と話す。

 3周年を迎え、「生活圏の津田沼で店を出して、3年間コロナ禍で辛かったが、『応援しているよ』『いつも癒やされているよ』と地域の人に声かけてもらい、私たちも癒やされた。うちの店が拠点になって、第2の故郷と思っている日本の人たちに台湾の文化を知ってもらえればうれしいし、そこからコミュニティーを作っていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。木曜・金曜定休。

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