習志野市内で最大の広さの香澄公園(習志野市香澄5~6)が現在、紅葉の季節を迎え、秋に来る野鳥の姿も増えている。
野鳥ファンになって4年半たつという桑山友子さんは、同園の野鳥について、「秋にはエゾビタキ、キビタキ、アトリ、スズメよりも小さいエナガ、そして、なかなか見ることができないキセキレイなどの鳥を見ることができる」と話す。「撮影した野鳥は60種類以上で、いくつかの野鳥は鳴き声を聞いただけで分かる。野鳥を撮るためにファインダーをのぞいていると日頃のことを忘れてしまう」と話す。
千葉市野鳥の会、「千葉県生物多様化センター生命のにぎわい調査団」の湯浅公洋さんも、同園で野鳥を撮り続けている一人。「香澄公園は、渡り鳥の中でも見た目が美しいジョウビタキ、ルリビタキのほか、タカの仲間で一番小さいツミが子育てする公園で、細い土地に造られたにしては、野鳥に関しては奥深く魅力的な公園」と話す。
「香澄公園は、茜浜や谷津干潟に近いこともあり、渡り鳥なども見ることができるとても静かな公園。四季折々の写真が撮れるとても楽しい場所」と、桑山さんと湯浅さんは香澄公園の魅力について話す。
同園の管理事務所の担当者によると、見頃は11月下旬から12月上旬頃まで。