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習志野・新栄で冬に咲く「ヒマラヤザクラ」が開花

習志野 新栄で開いた「ヒマラヤザクラ」の花

習志野 新栄で開いた「ヒマラヤザクラ」の花

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 習志野市のほぼ中央部を縦貫しているハミングロードの一部、北東側に位置する通称「マラソン道路」沿いにある大きな「ヒマラヤザクラ」が見頃を迎えた。

ハミングロードの起点地より2.5キロ地点

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 ハミングロード沿いにはソメイヨシノなどが植えらているが、新栄1丁目にあるバス停前に晩秋から初冬に開花するヒマラヤザクラが植えられている。ヒマラヤザクラは、大きいものでは30メートル程度に育つ。1968(昭和43)年、ネパール王国から送られた種が熱海で育てられ、各地に移植された。花は何輪かがまとまって咲いており、シベが長いのが特徴的。二酸化炭素や二酸化窒素などを吸収する能力が極めて高いことでも注目されている。

 習志野で森を守る活動を続けている「習志野みどりの会」代表の森池正典さんは、同所のヒマラヤザクラについて、「このサクラは日本のサクラの元祖といわれるヒマラヤ地方が源のサクラで、秋にしか咲かない。このような成熟した樹は千葉県でも見られない。野生種の一つで独特の清楚(せいそ)な風情がある」と話す。

 見頃は12月上旬まで。

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