谷津駅前の花壇の手入れや美化活動を行う「ローズハート倶楽部」が今年も、バラのクリスマスガーデンの装飾を行った。
谷津西部まちづくり会議のローズハート倶楽部は花好きの30人が活動するボランティア団体。京成谷津駅前のハートピア谷津歩道橋に並ぶ花壇の手入れや創作庭園の装飾、美化活動を行っている。
「ローズハート」は谷津がバラの街であることから付けられた。3人1組の当番制で365日、休まず手入れする。谷津幼稚園も活動に加わり、園児も花の水やりを行う。ハートピア谷津歩道橋は年に2回植え替えを行い、春にはベコニアやサルビア、秋はパンジーが花を咲かせる。歩道橋は電車を見る親子連れも多いため、子どもの妨げにならないようプランターを置かないスペースを設けるなどの配慮を施す。
バラのクリスマスガーデンは赤を基調に彩られ、ガーデン前のベンチでは写真を撮ったり、談笑したりする人の姿もあった。13日には「谷津っこクリスマス」と題し、谷津幼稚園園児による合唱が行われ地域住民参加のふれあいと花いっぱいのまちづくり活動が行われた。
副代表の千葉さんは「通りかかる人が花の種類や見頃などを聞いてくれることもある。見てもらえてうれしい」と話す。代表の鈴木さんも「何もないと寂しいと言ってもらえることもある。今後もみんなで協力して、駅前をきれいに保っていきたい」と意気込む。
26日からは創作迎春庭園作りの作業に入り、28日に完成予定。1月9日まで。