実花公民館(習志野市東習志野6)で活動している8つのサークルが作品展示や手工芸、技術を伝える体験イベント「サークルふれあいまつり」が2月19日、同館で初めて開催された。
当日は、地元農家による野菜販売やふるさと産品のスイーツ、和菓子や焼きそばの販売のほか、実花小学校では空手体験会も行われた。
オープニングセレモニーでは習志野高校アンサンブルと音楽活動グループ「みゅらんてぃあ」が演奏を披露。「実花木版会」は木版画のポストカードを販売したほか体験コーナーを展開。使う色が少なく初心者でもやりやすい千葉県のゆるキャラ「チーバくん」や習志野市のゆるキャラ「ナラシドくん」などのイラストを用いて木版画刷り体験も。「おはなしパレット☆ミーとハナ」は「おはなし会」で使われる絵本やパネルシアターを展示。同サークルは習志野市立図書館の資料を使い、小学校や公民館などで読み聞かせや紙芝居、テーマに沿って本を紹介するブックトークなどを行っている。
他にも、初心者向け句会(くかい)体験や茶道、写真の撮り方など、サークルごとに体験を通じて活動内容を伝えた。
実行委員長で「おはなしパレット☆ミーとハナ」の冨吉麻衣子さんは「以前はバザーを行っていたが、サークルふれあいまつりは初めての試み。体験型のイベントにすることでサークル活動を少しでも知ってもらい、興味を持ってもらえれば」と話す。