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習志野高吹奏楽部、全日本吹奏楽コンクールで2年連続金賞受賞

習志野高校3年生吹奏楽部員

習志野高校3年生吹奏楽部員

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 名古屋国際会議場で10月23日に開催された「第70回全日本吹奏楽コンクール」高校の部で習志野高校(習志野東習志野1)吹奏楽部が2年連続で金賞を受賞した。同校は全国大会35回出場中、25回金賞受賞の全国的な名門。今回も全国大会出場30校中、8校に贈られた金賞を見事受賞した。

顧問の石津谷治法さんと小栗千波さん

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 一般社団法人全日本吹奏楽連盟理事長で同校顧問も務める石津谷治法さんは、その強さについて、「賛否はあるが、スポーツ応援、マーチングなど外で演奏することから音が出るようになる。そしてチームワークも良くなる。特にスポーツ応援は習志野高校関係者や市民、ファンの熱い応援、思いと一体となって私たちも応援してもらっているんだと肌で感じ、支えられていると感じることで感謝の気持ちが音に出てくる。スポーツ応援・マーチングは百利あって一害なし」と笑顔を見せる。

 現在、スタッフは石津谷さんを含めて5人。大所帯の部員を3チームに分けて、各スポーツ部の応援、野球イベント、県外遠征旅行、各種コンクール、定期演奏会などを精力的に行っている。

 石津谷さんは「忙しいけど、いろいろなものが返ってくる。みんなに応援されているという気持ちから感謝が生まれる。教えた生徒たちが楽器人として音楽を続けてくれて指導者となって次世代の人材を育ててくれるといった良い循環を作っていきたい」と話す。「コンクールも頑張るが、各スポーツ部が全国大会に行けることを大いに気にしている」とも。

 11月20日は大阪城ホール(大阪市中央区)で「第35回全日本マーチングコンテスト」が、同26日・27日は習志野文化ホール(習志野市谷津1)で「第60回定期演奏会」が、それぞれ予定されている。

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