津田沼パルコ(船橋市)が2月28日で閉店するのに合わせ、展示企画「津田沼で蘇る懐かしい思い出 ~閉店する津田沼PARCOとともに~」が2月19日から、市民プラザ大久保(習志野市大久保4)で開催されている。
同展示は、千葉県の建物や歴史を発信している郷土史家の明里(あけさと)さんらが企画し、津田沼の歴史を高度成長期やバブル期を経て現在に至るまでの出来事や流行、芸能を年表で比較したもの。津田沼パルコ開店時のポスターや閉館告知ポスター、地元のコレクターが集めた当時のグッズも展示する。
3月11日・25日の15時から、特別企画として1967(昭和42)年に開業した大型商業施設「三宝ショッピングセンター」の当時の様子を収めた「三宝ショッピングセンター 開店時の秘宝映像!16ミリフィルム」も上映する。
今回の展示について、明里さんは「親子一緒に楽しんでもらうため、津田沼の歴史を社会や芸能の年表で比較する形にした。現在、津田沼パルコ閉店が注目されているが、パルコも津田沼の一部なので、津田沼の始まりといえる『三宝ショッピングセンター』などの展示を通して、トータルで津田沼の歴史を知ってほしい」と話す。
展示時間は9時~21時。第2・第4火曜休館。4月15日まで。