北欧映画の無料上映会が3月18日、「林檎の木musubi」(習志野市本大久保3)で開催された。
主催は、習志野市内を中心に中古レコードや絵本を移動販売する「ハレマルレコード」の石田成(おさむ)さんと、妻・淳美さんが運営する「ハレマルブックス」。
当日は、フィンランドの児童文学作品「オンネリとアンネリのおうち」を配給会社の許諾を得て上映した。会場には「ハレマルレコード」のレコードや「ハレマルブックス」の絵本を販売したほか、ワイがや通り商店街にある雑貨のセレクトショップ「unite(ユニテ)」(津田沼4)や市内を中心にコーヒーと手作り菓子を提供する「marucoff(マルコフ)」が出店した。
イベントについて、石田さん夫婦は「『皆さんで映画を見ながら雑貨やコーヒーを楽しめたら』という思いから、映画を上映しようと考え、映画の世界観に合わせた会場のディスプレーをユニテ店主の土田慶子さんに、コーヒーと手作り菓子の提供をマルコフ店主の丸山真実さんにお願いした」と話す。
土田さんは「普段はレトロ感がある商店街に店を構えているが、今回は自然が見える家のような空間で、商品の見せ方も変わった」と話し、丸山さんは「上映会で店を出すのは初めてで、雑貨店と一緒なのもあまりない経験だったが、ゆったりとした雰囲気で、とても楽しめた」と話した。