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習志野の雑貨店「ユニテ」、ワイがや通り商店街に溶け込み1周年

unite(ユニテ)店長の土田慶子さん

unite(ユニテ)店長の土田慶子さん

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 習志野市・ワイがや通り商店街にある雑貨のセレクトショップ「unite(ユニテ)」(習志野市津田沼4)が7月24日で1周年を迎えた。

柿渋染めの床が落ち着いた雰囲気を出す店内

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 店主の土田慶子さんは、千葉市内にある大型商業施設内の雑貨店で働きながら、「いつか自分の店を持ちたい」と京成沿線で物件を探していた。「落ち着いてゆったりとした時間が流れる場所を探していたところ、家の近くの商店街で今の物件を見つけた。元のミユキ洋装店が残してくれた宝物のような棚などを使わせてもらい、自分たちで柿渋染めをした木を使って床や天井を作るなど、思いが詰まった手作りの店になった」と話す。

 店名は、フランスのマルセイユにある慶子さん憧れの建築「ユニテ・ダビタシオン」(集合住宅)に由来する。「unite」には「合わさる」という意味もあり、家にある古いものと合わさるような長く使える物をセレクトしていきたいという思いも込める。

 1年が過ぎ、近隣の30~70代の幅広い世代が店を訪れるようになった。客との会話を踏まえて仕入れるアイテムも増え、最近では男女共に使えるフランスの老眼鏡を仕入れたという。1周年の記念日には店を通して知り合った女性たちによる「婦人DJ会」も開催。8月にも記念イベントを開く予定。慶子さんは「店を通してイベントやマルシェの出店など地域と合わさり始めた。これからも地域に溶け込み長く愛される店にしていきたい」とほほ笑む。

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