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習志野「人力船」、九十九里産ハマグリを使った限定ラーメン 仕込みに4カ月

4カ月仕込んだ自家製再仕込みしょうゆ(右)と大豆麹を塩水につけたもの(左)

4カ月仕込んだ自家製再仕込みしょうゆ(右)と大豆麹を塩水につけたもの(左)

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 習志野のラーメン店「房総式ラーメン人力船」(習志野市大久保1)が現在、1日15食限定で「九十九里産ハマグリの自家製再仕込み醤油(しょうゆ)ラーメン」を販売している。

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 同メニューは情報誌「ラーメンウォーカー千葉2023」と連携した企画の一環。千葉県内のラーメン店が「千葉の旬の食材」をテーマに2022年12月~6月の1カ月ごとに各店が限定メニューを提供するもので、同店は3月を担当する。

 メニューは、九十九里産ハマグリ使い、スープは佐原産「水郷赤鶏」、チャーシューは旭産の「マーガレットポーク」、しょうゆは富津の「宮醤油(しょうゆ)」の生揚(きあ)げしょうゆ、米こうじは南房総の「南風牧場」のものを使う。

 店主の河崎隆一さんは「宮醤油の生揚げしょうゆの特徴は熱処理がされず酵母が生きたままであるのがこだわり。この酵母を生かした生揚げしょうゆに、さらに大豆を追加したものを宮醤油で『再仕込みしょうゆ』として販売しているが、この方法を元に、店で自家製再仕込みしょうゆを作り、かえしに使うことにした。昨年11月に店で大豆に種こうじを植えつけて、大豆こうじになった時点でしょうゆを入れて発酵を進め、4カ月かけてかえしを作った。同様にかえしに使うため、大豆こうじを塩水に漬けて発酵させたものも作った」と話した。

 価格は1,200円。注文前に「ラーメンウォーカー2023」の提示が必須。営業時間は11時~14時30分、17時~20時。日曜定休。提供は3月25日まで。

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