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習志野・実籾で「親子田植え会」 150人参加

早乙女を着て田植えをする姉妹

早乙女を着て田植えをする姉妹

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 習志野市の実籾本郷公園(習志野市実籾2)に隣接する田んぼ「ほたる野」でこどもの日の5月5日、「親子田植え会」が行われ、50組の親子を含む150人が参加した。

田植えの様子と風にたなびくこいのぼり

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 主催は「NORAの会」。里山の自然環境保護を目的として、ホタルの自生地再生活動や、地域の農家から田んぼを借りて四季折々のイベントを開き、子どもの農作業体験を手伝うなど「地域の子どもたちの体験学習の手伝いや昔懐かしい風景を守る」活動に取り組む。今回30人のスタッフが運営に関わり、前半後半の2グループに分かれて田植えを行った。

 吉井伸二会長は「4年ぶりに早乙女着付けも復活した。天気も良くこいのぼりも風にたなびき、懐かしさも感じる春の風景が見られてうれしい。今年は、夏の流しそうめん、秋の稲刈り、冬の餅つきと通常の活動に戻れるのが願い」と話す。

 事務局長の宮入謙さんは「地域の方が貴重な田んぼを守り、次の世代につなげようとしている。地方に行かなくても習志野市内でこのような貴重な体験ができることが大切。NORAの会も高齢化が進んでいるので、若者や子育て世代につなげる仕組みを作っていきたい」と話す。

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