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習志野の地元企業が地域社会貢献団体を顕彰 今年は「影絵劇団 夢屋」に

受賞団体 「影絵劇団 夢屋」のメンバー

受賞団体 「影絵劇団 夢屋」のメンバー

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 習志野の企業「日鉄SGワイヤ」(習志野市東習志野7)が5月8日、「日鉄SGワイヤ地域社会貢献賞(Suzuki Garphyttan Award)」の表彰式を行った。

会場で披露した「いっぽんばしわたる」

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 日頃、市内で地域福祉などの推進を図るために活躍しているボランティア団体または個人に対して贈る同賞。同社は市内に製造拠点を持つ特殊鋼線(ワイヤ)の総合メーカーで、自動車・ベッド・ピアノ弦向けをはじめ、自動車用高級ばね材料向け素材では国内外共に圧倒的なシェアを誇る。今年で創立85周年。習志野での操業は今年で61年目を迎える。

 創立70周年を機に同賞を創設。授賞は今年で16回目だが、式典はコロナ禍の影響により4年ぶりに開いた。

 受賞したのはアマチュア影絵劇団の「影絵劇団 夢屋」。公民館などを中心にさまざまな場所でカラフルな影絵を披露する。22歳~88歳の15人で活動し、今年で40周年。表彰式では、絵本作家・五味太郎さん作「いっぽんばしわたる」を披露した。

 劇団主宰の佐久間久子さんは、今回の受賞で、「暗くするだけでも想像力を働かせる子どもたちがいる。これからも夢を届けていきたい」と話す。活動を始めて1年になる工藤多絵さんは「公演を見て、感動し自分でもやりたいと佐久間さんにお願いし、一緒に活動を始めた。今は一緒にできることがうれしく、国内外を問わず、影絵がこんな風に動いているということを、これからも伝えていきたい」と目を細めた。

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